子育て×お仕事応援企画

Vol.10 (後編)株式会社かまいしDMC 企業担当者インタビュー

前編では、子育てと仕事の両立などについて伺いました。後編では、代表取締役の河東さんに働きやすさに向けた取り組みや採用についてインタビューしていきます。

企業担当者へのインタビュー

働きやすさへの取り組み

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レポーター

働きやすさや子育てのしやすさに向けた取り組みはありますか?

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河東さん

基本的には国の基準に沿って制度を設けています。現時点では、スタッフ2名が育休を取得しています。内1名は、会社初の男性育休を取得しました。

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レポーター

育休に入られるにあたって、お二人の業務の振り分けはどのようにしていますか?

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河東さん

女性スタッフの業務は、新たに1名採用することで対応しました。男性スタッフの業務は、社内で振り分けて行っています。

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レポーター

基本的には国の基準に沿ってということでしたが、河東さんが社員の働きやすさで意識していることはありますか?

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河東さん

子育てと仕事との両立ができる環境をできるだけ整えてあげることを意識しています。それがスタッフ全員にも浸透していると思います。スタッフそれぞれ目標があって、制度の中で上手くバランスをとっていくことが働きやすさに繋がっていると考えています。

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佐藤さん

時間単位の有給の制度を今年度から導入していただいたので、1時間や2時間単位での有給をとることで、子どもの送迎の時間などに活用できていて、非常に助かっています。

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レポーター

佐藤さんの他に子育てをしながら働いているスタッフの方はいますか?

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河東さん

高校生までのお子さんがいるスタッフは、2名います。

鵜住居の「いのちをつなぐみらい館「大震災かまいしの伝承者」を行っている最年少の女の子がいます。その子のお母さんがその施設で働いていて、彼女がまだ幼い頃に仕事に連れてきていました。お母さんが働く姿を見て、「自分もやりたい」と言ってくれて伝承を始めてくれたのですが、とても良いことだと思っています。

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レポーター

働いている姿を子どもが見ていて、自分もやってみたいと思ってもらえることはとても素晴らしいですね。

社内間のコミュニケーションの取り方

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レポーター

DMCさんは、魚河岸テラスや根浜キャンプ場、うのすまい・トモスなど、拠点が分かれていますが、社内間のコミュニケーションはどのように取られていますか?

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河東さん

企業研修などの受け入れをみんなでやっています。仕事を通じてそれぞれコミュニケーションを取っています。

私たちと「一緒に成長したい」という方は大歓迎ですし、「次のステージにチャレンジしたい」という方がいれば応援して送り出しています。それが弊社の特徴であり、その結果、良い人材を輩出する会社になれば良いなと考えています。地域活性化起業人として活動されていた池井戸さんも、活動を始めた当初、弊社をベースとして活用していただくことで様々な企業との出会いがあり、れがきっかけで市内の企業からスカウトが来ていましたね。

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レポーター

DMCさんは人を繋ぐ場でもあるんですね

採用活動について

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レポーター

現在の採用活動について教えてください。

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河東さん

現在は、求人としては出していません。うちで働きたいと事前に言ってもらえれば、タイミングはありますが、お声がけすることもできます。

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レポーター

新卒採用などは行っていますか?

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河東さん

これまでに、新卒・第二新卒の方を採用してきましたし、釜石商工卒業の方も新卒で採用したこともあります。

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レポーター

Uターン・Iターンの方も採用されていますか?

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河東さん

はい、採用しています。Uターン・Iターンの割合は、おおよそ社員全体の半分程度にシフトしています。釜石市外の方の知見を取り入れつつも、釜石らしさを感じられる企業にしていきたいので、地元の方にも来ていただけるようにハローワークにも求人を出しますが、リファラル採用のほうがが多いかもしれません。

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レポーター

求める人物像やこんなスキルを持っている方が良いなどあれば教えてください。

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河東さん

基本的には、地域の方達と仲良く話し合いができる人が良いなと思います。それにプラスして、語学が得意、ITスキルがあるなど何かしら強みを持っている方に来ていただけると良いと思います。

インタビューを終えて – ママレポーターより –

ママレポーター:
時間単位有給制度は、もっと一般的になるといいですね。釜石は交通事情的にも子どもの送迎は育児の一部、活用したい子育て世代のみなさんは多いはず。皆が取得できれば、父親の育児参加もより広がるのではと思います。

ママレポーター紹介

ママレポーター 熊谷 ひろみさん

■好きなこと
美味しいものを食べること。読書。
■仕事&子育て失敗談
公園で子どもと遊んでいると、小学生に「何歳ですか?」と話しかけられました。
つい自分の年齢を伝えてしまいましたが、すぐに子どもの年齢だと気づき、顔から火が出そうでしたw
大変危ないので、気をつけます…。
■インタビューへの意気込み
妊活・妊娠・出産をする中で、少なからず職場でネガティブな経験をしました。働き方改革が叫ばれる中で同じような経験をした方とも、寄り添ってくれる企業を一緒に探してゆきたいです。

企業情報

法人名株式会社 かまいしDMC
代表者代表取締役社長 河東 英宜
HPhttps://kamaishi-dmc.com/
所在地(本社)岩手県釜石市魚河岸3-3
(釜石只越オフィス)岩手県釜石市只越町1-1-9
(東京オフィス)東京都中央区日本橋1-13-1 3階
従業員数17名
Mission地域の持つ観光資源および地域産品の魅力を最大限引き出し、地域経済を活性化することを、そして住まう誇りを醸成すること
業務内容・旅行マーケティング事業部
・地域商社事業部
・地域創生事業部

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