Vol.09 （前編）株式会社トヨタレンタリース岩手　釜石駅前店　子育て社員インタビュー

トヨタレンタリース釜石駅前店には新卒で入社しました。震災前は、進学をしようと考えていましたが、中学1年生の時に震災を経験したことで、地元の役に立ちたいという気持ちが強くなり、釜石に残ることに決めました。釜石には製造業がたくさんありますが、私はサービス業に興味があり、この会社を選びました。

8年目です。入社後に結婚と出産を経験し、現在は子育てをしながら働いています。元々、積極的にコミュニケーションをとるタイプではないので、接客が中心のこの仕事ができるか不安でしたが、少しでも自分にプラスになればと思いこの仕事を頑張っています。

普段は窓口での受付業務として、仕事や旅行などで釜石に来られた方にレンタカーの手続きをしています。その他には、バックヤードでの車の清掃、修理工場への車両の受け渡しや引き取りなどもしています。

はい。久しぶりに釜石にいらっしゃった方には「釜石のここがこんなふうに変わっていますよ」とまちの変化をお伝えします。行く場所が決まっているお客様から「何時間くらいで全部回れるか？」と聞かれることもあります。私は釜石出身で土地勘があるので「全部回りきれないので、こことここはどうですか？」と提案することもあります。

また、美味しいお店を聞かれることも多いです。店内に釜石市内のラーメン店の一覧を掲示しているので、そこから案内することもあります。私自身、初めて行くお店で家族と外食をする時は、「お客様に案内できるかも」と市内の飲食店の情報を増やすようにしています。

働きやすいと思います。この仕事は連休が忙しくなりますが、子どもの事情などでどうしても帰らなければいけない時は、他のスタッフに引き継ぐこともあります。また、私が産休に入る前から体調などを考慮して店長が勤務時間の調整をしてくれました

子どもが1歳になってから保育園に通うようになりましたが、当時は1年間ほどお迎えの連絡がとても多かったです。そういう時は、同僚に引き継ぎをして帰ることが多かったです。今は、子どもが4歳になったので途中で退社することも減りましたが、保育園の行事で出勤できないこともあります。そんな時も後輩が「休んでください」と言ってくれるので、とても助かっています。今は私が店長や周りのスタッフに甘えさせてもらっていますが、こういうことはお互い様だと思っているので、これからは私も「気軽に甘えられ、何でも言いやすい環境」を作っていけたら良いなぁと思います。