「あなたのまちのかかりつけ薬局」として、釜石市内に薬局を展開する中田薬局。お客様が健康で安心して暮らせる毎日を目指し、地域に寄りそった様々な活動を行なっている中田薬局さんで働く、子育て中の社員の方々に働きがいや子育てとの両立について伺いました。
▲左から、浅田彩子さん(医療事務/2004年入社)、小林久美さん(医療事務/1998年入社)、中田貴世江さん(総務担当)
子育て中社員へのインタビュー
入社のきっかけ
会社を選んだ理由を教えてください。
高校卒業後に新卒で就職してから26年間働いています。当時は調剤薬局というものがほとんどなく、情報もあまりありませんでした。介護の仕事に興味があったのですが、仕事を探す中で、薬局であれば、おじいさん、おばあさんと接することもできるかと思い最終的に入社しました。
家族が薬剤師の仕事に就いていて、その関係で紹介があり中途で入社しました。現在はパート職員として働いており、入社からは20年程経ちます。
お二人とも20年以上勤続されているんですね!とても働きやすい職場なんですね。
仕事内容
お二人のお仕事の形態と内容について教えてください。
正社員として働いています。8時〜17時、もしくは9時〜18時の勤務で、土曜日は月に1回出勤しています。
私は、正社員として入社しましたが、産後はパート勤務として働いています。9時15分〜16時30分の週5勤務で、たまに土曜出勤もしています。
仕事としては医療事務で、主に調剤補助業務を担っています。パソコンの入力から薬の準備、受付対応をすることもあります。
私も同様で、それ以外にも市内へ配達などもやります。基本的になんでもやっています。
仕事のやりがい
どんな時に仕事の楽しさややりがいを感じますか?また、逆に大変だと感じる時があれば教えていただきたいです。
仕事は楽しいです。地域の様々な方にご利用いただいていますが、受付で顔を覚えてくれて「この前はありがとう!」と言ってくださる方もいて嬉しいです。小さな頃から利用しているお子さんが成長していく姿を見られるのも楽しいですね。
配達も含めて色々なことをやっているので、ずっと座ったまま仕事をしているよりも楽しいですね。
大変なこととしては、調剤報酬(会計業務)が毎年変わるし、薬もどんどん増えたり変わっていくことですね。今は原料不足で薬が手に入りづらく、在庫を確保するのが毎日大変です。
時々社員が集まって勉強会なども実施しています。時間外の開催になるのでもちろん任意参加にはなりますが、皆さんに積極的に参加いただいており、出られない人には資料を渡しています。
子育てとの両立
お仕事と子育ての両立はしやすい環境ですか?
とても働きやすい環境です。小学6年生の子どもがスポーツ少年団に入っているので、土日が練習や大会で忙しいですが、シフトを変えてもらったり、送り迎えができる勤務に変えたりしてもらっています。
他にも「今日は帰ります」という感じで早く帰りやすかったり、病院に連れていってから出勤しやすかったりと、シフトに自由が効くところがとても助かります。
私は、上の子が中学3年生、下の子が小学5年生です。下の子がサッカーをやっているので、土日はほとんど試合が入っています。平日も練習があるので送り迎えも必要になります。ある程度スタッフの人数に余裕がある店舗で働かせてもらっているので、急な用事で仕事を外すことになっても、他の人がフォローしてくれるのがありがたいです。
この小佐野の店舗が一番スタッフが多く、薬剤師4名、スタッフが7名の11名体制です。
時間に融通が効いたりフォローしあったりと、職場の方の理解もとてもあるのですね。皆さんの関係性が良いのだと思います。
社員同士の関係性はとてもいいと思いますね。
皆、同様に子育てなど経験してきているので、融通しあったり、フォローしあう体制ができていると思います。
後編では企業担当者の中田さんに、働きやすさに向けた取り組みや採用ついて教えていただきます。後編もお楽しみに!
インタビューを終えて – ママレポーターより –
ママレポーター:
今回、フルタイムの小林さんとパートの浅田さんからお話を聞くことができました。
私がはじめに驚いたことが中田薬局さんの定着率の高さです。
小林さんは26年勤務、浅田さんは約20年勤務されているそうです。
私自身、薬局で働いていたこともあり、子育てをしながら薬局で働いていくことは大変なイメージがありました。
おふたりに共通していることは働きやすさ。
おふたりともお子さんの習い事があったり、病院などあったりしても臨機応変な働き方ができていて、環境の良さを感じました。
そして、子どもの頃から薬局に通っている患者さんが大きくなり成長を見れる喜びがあると話す小林さん。
配達時に患者さんとの距離が近くなり、心も近くなるのが嬉しいと話す浅田さん。
それぞれの言葉がとても印象的でした。
時間を忘れるほど会話が楽しく、温かい環境で、私もこれからは気軽にまちかど相談薬局の中田薬局さんに足を運びたいなと思いました。
ママレポーター紹介
ママレポーター 三浦 綾さん
■好きなこと
音楽を聴くこと、自然を感じること、カフェ巡り
■仕事&子育て失敗談
運動会の親子競技で、猛スピードで一緒にスタートダッシュを切ったが勢い良すぎて、すってんころりんして、さらに、子どもをバックで走らせた。
■インタビューへの意気込み
様々な業種がある中で、自分が疑問に思ったことや興味を持ったことについて積極的に聞いてみたいです。 その仕事の魅力を最大限に引き出し、皆さんに伝えられたら嬉しいです!
企業情報
法人名 | 有限会社 中田薬局 |
代表者 | 代表取締役会長 中田 義仁 代表取締役社長 松田 智行 |
所在地 | 岩手県釜石市中妻町3丁目10-11 101 |
従業員数 | 29名(男子4名、女子25名) |
基本理念 | 1.患者様と地域の生活者に「健康で安心できる毎日」を届けます 2.日々の仕事の原点は、患者満足・顧客満足という視点で考え行動します 3.社員一人ひとりの志や能力を尊重し、みんなの英知を結集して医療施設としての総合力を高めていきます 4.社会の公器として、利益ある成長を続けます 5.良識ある社会人として、信頼される医療人として、誠実に行動します |
業務内容 | 保険調剤・一般販売 |